■上星川のレール柵を探れ!


2010.06.09撮影


 上星川駅から水道記念館へ向かう坂道はかつて横浜の水道工事用に敷設されたトロッコ跡の道で、その坂の途中で、右上から左下へ直線で下る道と交差する。その交差する道は西谷浄水場へ資材を運ぶ目的で作られた索道があった道である。交差点の角には煉瓦でできた歴史的建造物、旧計量器室が今でも残るが、その対角にひっそりと存在しているレール柵は意外と気付かれていない。このレールが当時のトロッコで使われていたものかどうかは分からないが状況から推測してかなり確率が高そうだ。レールのサイズはレール上面幅30mm、高さ70mm、底面幅55mmで、水道記念館に展示してあるものと同じサイズであった。また、このレール柵のすぐ近くの立看板の支柱にも細いレールが使用されていて、そのサイズは同25mm、50mm、45mmと更に細いものであった。この違いは何か…?
 まあ、お時間は取らせません、水道記念館へ行く途中、休憩程度に見てって下さいな。
 尚、この場所の昔の様子は「知られざる鉄道U」、「鉄道廃線跡を歩くX」に写真が掲載されてる。また、ブログ仲間の『The東急&The南武線(11/24)』と、当HP『特派員タレ込み情報!』に水道道(旭区上川井)関連、『横浜水道記念館・技術資料館』も合わせてご覧下さい。

《データ》
■水道道(上星川) [その他]

◇神奈川県横浜市保土ヶ谷区坂本町319-1◇上星川 歩10◇公道から終日見学可
 

[探索日:2010.11.28]



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