■直方の資材置場を探れ!


 嘉麻市(旧稲築町)にある稲築町制40周年記念公園(三井山野鉱業学校練習坑道)から鞍手町石炭資料展示場へ向かうために、車で遠賀川沿いの道を快調に走らせていた。すると筑豊電鉄のガードをくぐる少し前に廃工場のような資材置場のような空間があった。運転しながらだったのではっきり見えなかったが、クレーンの下に滑車のようなモノがあったような気がしたのであった。で、その滑車の下にはDLのキャブのような箱が…。時間に追われていたので、一瞬やり過ごそうかと思ったが、どうしても気になったのでUターンして戻ってみた。速度を少し落としながら再び走る車の中から見てみると…、やはり怪しい!すかさず川沿いの道から筑豊電鉄の感田駅方面へ入って、車を停められそうな場所を探した。
 車を降り遠賀川と平行に流れる小川の土手のような道を歩いて入った。すると…、やっぱりトロッコだっ!!よく見ると滑車ではなく車輪だった。台枠と車軸だけで、下の箱はキャブではなかったが…。更に資材置場を眺めてみたが建設系の資材置場というのは分かったが他にトロッコは見当たらなかった。一応、全体を確認するために表側へ回ってみた。すると中が良く見える門があって、すぐ中には鋼製の台車が2台積み重ねられていた。プレハブ小屋はあったが門は閉ざされていて人影はなく、管理人は常駐していないようだ。門に会社名は掲げておらず、川沿いの道路から見えるクレーンに「トンネルフォーム」と書いてあるので、それが会社名かも知れないが、後日、ネットで会社名を検索してみたが当たりは無かった。「トンネルフォーム…?」直訳すれば「隧道形成」。トンネル建設系会社と見るのが素直な見方であろうか?

《データ》
■トンネルフォーム [保存]

◇福岡県直方市大字感田3456◇感田 歩5
 
《車輌データ》
◇01:FC(鋼製台枠)
◇02:FC(鋼製台車)
◇03:FC(鋼製台車)

[探索日:2010.12.10]




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