■美祢の極細レールを探れ!


レール頭幅20mm・高さ45mm・底面幅40mm


 美祢市の炭鉱跡を回った。緩やかな細い上り坂行くと炭鉱らしき施設があった。建物には大きく「榎山炭鉱」と書かれているが、操業しているのかは微妙だ。例え操業していたとしても違う業種かもしれない。一見工場風にも見える。炭鉱前の道の柵に細いレールを使用しているのが確認できたので調べてみた。近づいてみるとかなり細い。これまで再利用されているレールをしっかり観察する事がなかったが、今まで廃線跡など見かけたレール中でも最も細い。(当社比)レールは数メートル間隔で多数立っていた。
 JTBの『全国鉱山鉄道』巻末の一覧表に榎山炭鉱の記載があり、それによれば軌間508mm、動力はBLとある。しかし、柵に使われているレールは人力トロッコ程度の太さであった。

《データ》
■榎山炭鉱跡 [その他]

◇山口県美祢市大嶺町奥分1666◇美祢 バス(荒川集会所前)
 

[探索日:2009.01.18]



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