岡山から児島へ向かう途中、快速の車窓からチラっと工事用の内燃機関車と鉱車のようなものが並んで積まれているのが見えた。かつて南多摩駅裏にあった日熊工機のような感じだ。慌てて現在地を確認するが列車が早くて良くわからない。「まあ、帰りに寄ってみるか…」ということで、帰りは普通列車になった。
　帰りの電車は進行方向左側に席をおさえ、現場が近付くと窓から外の景色を凝視する。「あった！」次の駅で下車だ！あとは駅からの距離が問題だ。さほど遠くはないと思うが…。今までにも何度か車窓からの目測で近いと思って歩いたら、実際にはスゴく遠かったという経験がある。
　早速、駅から歩きだす。地図などないのでターゲットに向かい一直線に道を選んで進む。多少、遠回りにはなったが約10分で着いた。工事用の内燃機関車（日車のＵＤＬ）と鋼製の鉱車が多数あった。瀬戸大橋関連工事などに使われたのだろうか？
　ここは広場だけで建物がなかった。管理人が不在で敷地内には入れなかったので柵の外から写真だけ撮る。機材置場には看板など無かったが機関車の側面に「アイサワ工業」と書いてあった。
　アップにあたり、航空写真で現在の様子を探ってみると、何かが並んでいるように見えるが、車両かどうか？…判らん！

《データ》
■アイサワ工業機材置場　［保存］
◇岡山県岡山市南区米倉78◇備前西市　歩10
　

［探索日：1994.08.29］