兵庫県姫路市の最北部、安富町（旧宍粟郡安富町）は数年前の台風被害で多くの山林が崩壊し現在、所々で復旧工事が行われている。その安富町の中でも更に北部に位置する杤原地区。ここの現場では工事用モノレールが使用されていた。
さて、このモノレールであるが、現場が急斜面の為、資材を作業している斜面上部に運ぶ目的で使われている。写真の手前側道路横が始点で左上部のブルーシートの所が終点となっている。工事用なので当然、期間限定であるが、現場に掲示されている看板によれば、工事は平成２１年１月３０日までとなっているので、工事が予定通りすすめばそれ以前に撤去されるでろう。車両は内燃動力を搭載した機関車部とトラックの荷台のような貨車？のみ。超スローで行き来しているが、上で作業が始まると暫く降りて来ない。昼間訪れた時は作業中で車両は上にあったので夕方再訪すると、作業は終え機関車にはシートを掛けられ下に停車していた。
《データ》
■宇鷹建設㈱ 杤原地区治山復旧工事 ［その他］
◇兵庫県姫路市安富町杤原◇姫路 バス50分（安志）→バス10分（北小学校前）→歩15
◇区間：工事現場内◇距離：約0.1km◇動力：内燃◇工事時間：8:30頃～17:00頃・土日休み
［探索日：2008.08.25］
※既に工事は終了。軌道は撤去され、跡形もありません。（2009.07.22確認）
