■加藤の保存機を探れ@

 桜の花が咲き誇る中、大垣からレンタサイクルを利用してやって来た。実際、現地へ来るまで見学が出来るか不安であったが、土手の上から場内を眺めると除草作業をしている人の姿があり門も開いていた。目的の加藤君も見える。土手を降りて車道しかない道を車の往来を見計らって接近した。
 除草作業をしていたオッチャンに声をかけて探索開始だ。
 桜の木の横にナベトロ2両を従えた加藤君と対面した。建設省で一般的な水色の2フィーターである。しかし形状は崩れていないが、サビが出て塗装はだいぶ落ちていて痛々しい。あまり手入れはされていないようだった。車輌は利根川上流工事事務所からやって来たらしいが、現地に案内板がなく車輌たちの素性や保存の経緯などは全く判らない。
 爽やかな春の風が吹く静かに佇む車輌達。せめて腐食が進まない程度の手入れを望みながら帰路につくと、近くの墨俣一夜城ではお花見のお祭りだった。加藤君の居る場所とは全くの別世界であった。

《データ》
■国土交通省中部地方整備局 犀川第三排水機場 [保存]

◇岐阜県穂積市穂積2880◇穂積 南方3km
 

《車輌データ》
◇01:建設省 利根川上流工事事務所 関東TL654 DL(加藤 1957年 321041番/B型 7t 610mm)
◇02:建設省 利根川上流工事事務所 FC(ナベトロ 610mm)
◇03:建設省 利根川上流工事事務所 FC(ナベトロ 610mm)

◇参考:RM203・RF666p56(2000.04)

[探索日:2010.04.08]




inserted by FC2 system