第四章 目指せ坊主岩!

3.いつもの帰り道

Tちゃん「いやあ〜、鯎川線の軌道跡は素晴らしかったですね。」
S藤「ほんまやなあ〜。また行きたいなあ〜。」

 鯎川線跡は素晴らしい景色の連続で、真に感動モノであった。しかし、このことが後々、大変な事態をもたらすとは夢にも思わなかった。

T「何ですか?その大変な事態とは?」
S「実は鯎川線の後、軽探団としては廃線跡巡りをしていないんや。」
T「確かにそうですね。やはり鯎川線を越える廃線跡は、ちょっと考えにくいですからね。」
S「そうなんや。今まで訪れた廃線跡とはケタ違いの素晴らしさに次が思い当たらん…、というのが正直なところやろ?」 

 と、言う訳で、この辺で適当に写真を見繕って第四章を〆たいと思います。

 最終日の朝、朝食を済ませた後、団長とTちゃんを残して一人で滝越までバイクを走らせた。

  王滝隧道滝越側(左)と洞門跡

 滝越停車場跡の平沢商店

  滝越から三浦方面へ(左)。上の道が軌道跡。(右)

 蘇水寮。翌年来た時には更地になっていた。

 滝越公民館裏手の貨車。意外と気付かない。

 昼はいつもの蕎麦屋に寄って、あとは何処に寄るわけでもなく木曽路をあとにした。今回は特に鯎川線の凄さの反動から来た脱力感を引きずっての帰路となった。きっとまた来よう…。

  

inserted by FC2 system