■湖畔のプリムスを探れ

 特に統計を取った訳ではないが国内に残るナローの産業用内燃機関車で舶来品と言えばプリムスが一番多いのでないだろうか?しかし多いとは言え残存している事は貴重である。そのプリムスの1台が長野県岡谷市諏訪湖の湖畔に保存されている事はトロッコマニアには良く知られている。
 保存されているのはJR岡谷駅からも徒歩圏の釜口水門水の資料室隣の公園の一角で屋外展示の為、見学は終日可能だ。
 機関車の横にある説明書きによると、この機関車は昭和7年〜9年にかけて旧釜口水門の建設工事で使用されたもので約3km離れた川岸三沢から土砂などの運搬をしていたという。購入年は大正13年(1924年)。以前は塩尻峠近くで放置状態だったものが昭和63年(1988年)、この場所に展示保存された。
 スマートな容姿のアメリカ製の機関車は国内メーカーの機関車と並べても全く違和感がないくらい日本に馴染んでいる。
 探索は1989年で20年以上前で最近の様子が判らず心配であったが、今回アップするにあたってグーグルのストリートビューを覗いてみると状態の良さそうな感じが確認でき一安心である。

《データ》
■釜口水門水の資料室 [保存]

◇長野県岡谷市湊1-9-5◇岡谷 歩15
 
《車輌データ》
◇01:岡谷組 GL(プリムス 1923年/B型 3t 762mm)

◇参考:全国保存鉄道U・トワイライトゾ〜ンマニュアルV・全国軽便鉄道・RF555・RF666p52(1999.09)


[探索日:1989.11.19]




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