■木曽森の末端を探れ!


 上松駅裏手の貯木場からオメガループで降りて来る側線の末端はどこだったのか?いくつかの製材工場へ更に引込線が入り込んでいたというが資料がなく実態が掴めていないのが実情だ。途中にある池田木材、のむら木材で見かけた線路は軌間が異なるので森林鉄道とは直接関係ない事がわかるが、更に先にある製材工場跡らしい敷地の中に軌間762mmの線路が僅かに残存している。これはもしかして!?…しかし、撤去されていたり、残存部が埋もれていたりして敷地内の線路配置の全容が把握できない。急曲線(R5くらいか?)を有する約10メートルの軌道(写真右側)と、そのすぐ近くの別線が約3メートル(わかりにくいが写真水溜りの上にもある)。写真の下の部分が森林鉄道の側線方向に向かっているが、途中には線路がなく森林鉄道と接続していたという証拠はない。とりあえず軌間が同じというだけだ。(それだけかい!)
 急曲線部は機関車の通過は困難であろう。仮に接続していたとしたら入線したのは運材台車程度か?色々調査してみたが、ここに存在していたであろう製材関連施設の詳細も名称も何も分からなかった。しかし、一応これでも「ゲリラトロッコ探索ごっこ軍団」を名乗るトロッコマニアの端くれである。過去の経験と蓄積されたデータから軌間が本線と同一の場合は接続していた例は極めて多い。となると、私有地内ながらこれは現存する木曽森林鉄道の末端部?と言うことにならないだろうか?…、でも確証は何もない。

《データ》
■上松の製材所跡 [廃線]

◇長野県木曽郡上松町正島2-1◇上松 歩10
◇残存区間:製材工場?跡地内◇残存距離:0.01km◇軌間:762mm◇敷設日:不明◇廃止日:不明
 

[調査日:2010.10.10]




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