■六渡寺の運河沿い製材所を探れ! 其の1

 万葉線の六渡寺駅からかつて貨物線があったであろう空間を通り、横断歩道を渡ってそのまま真っすぐ進むと運河を渡る橋に出る。その橋の手前から左手の道路を見ると…、線路を発見!明らかに使われていない感じの線路が道路を横切っていた。
 レールは製材所の建物から真っすぐ運河まで延びている。名古屋界隈に見られる製材所軌道を思わせる光景だ。
 道路を横切る距離は目測で10メートルくらい。軌間は610mmであった。運河、軌道、製材所の建物の位置関係から、運河を利用して運ばれて来る丸太を製材所へ運び入れる目的で敷設されたので間違いなく思えた。
 製材所の板の隙間から中を覗いたが、既に廃業している様子で、中には製材機用と思われる別のレールも確認できた。
 製材所がいつ頃から稼働して、いつ頃廃業したのかは全く不明である。

《データ》
■六渡寺の製材所跡 [廃線]

◇富山県射水市庄西町1-19-37隣◇六渡寺 歩すぐ
◇残存区間:製材所付近◇残存距離:約0.01km◇軌間:610mm◇敷設日:不明◇廃止日:不明
 

[探索日:2008.12.21]


《参考》
◇とれいん 514p46-47(2016.11.27)


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