■廃ホッパーを探索せよ!
日窒鉱山からさらに山深く進み、日窒鉱山集落を過ぎると、カーブが多くなり、道も細く、坂も急になる。やがて左手にホッパーの残骸がある。ここからダートが別れていて、これを登ると建物があり、鉱車が放置されている。どうやらここは、かつて日窒の鉱山だったようで、奥には坑口の跡が残っている。坑口の付近にはレールもだいぶ残っていて、三扇土木の事務所のようなのも建っている。この裏手に平台車がぽつんと置いてあり、この奥には火薬庫と書かれた坑口がある。
あまり使われていないようで、あまり面白くないが、かつての鉱山の跡が想像できた。
※軌道は撤去、坑口は閉鎖されてようです
《データ》
■三扇土木 [廃線・放置]
◇秩父郡大滝村大字中津川420(大滝出張所)◇三峰口
◇残存区間:旧鉱山内◇距離:約0.05km(坑外部・撤去部含む)◇軌間:508mm◇動力:不明◇敷設日:不明◇廃止日:不明◇撤去日:不明
[調査日:1988.10.30]