軌道は一直線で分岐などは全くない。末端に近くのしっかりした部分で軌間を計測すると610mm。軌道延長は目測で30メートルくらい。事務所らしき建物があるので覗いて見たが無人だった。チョット失礼して製材所の建屋近くまで行くと台車が1台停まっている。木製で天板が無く、柱材を組んだ自家製の様な気がする台車だった。もしや現役の軌道か？と思ったが軌道を辿っていくと途中でレールが分断している個所があった。なので軌道は既に使っていないようだ。
製材所の建屋の中には製材された木材があるので製材所自体は稼働している感じだもあるが…、ヤードの大部分は何も無く駐車場として使われている感じであった。丸太がたくさん積まれているといい雰囲気になるだが…。それは少し贅沢と言うものか。しっかりした形で軌道が残っているだけでも有難いのかも知れませんね。
《データ》
■石井製材所 ［廃線］
◇栃木県那須烏山市金井2-10-15◇烏山 歩5
◇残存区間：製材所内◇距離：0.03km◇軌間：610mm◇動力：人力◇敷設日：不明◇廃止日：不明
《車輛データ》
◇01：石井製材所 FC（木製2軸台車）
参考：ブログ軽探団「冬の宇都宮を探る」2017.12.10
［探索日：2017.12.10］
