■郡山のファミレス駐車場を探れ!

 トロッコマニアには少し気になる存在のびっくりドンキー。店舗によっていろいろと装飾してあり、鉱山施設風にアレンジされた店では実物のトロッコが装飾品として使われているところもある。札幌、秋田(廃業)など…。そしてここ郡山にある郡山富久山店にも鉱車が使われている。
 車以外でこの店舗に行くには一般的には郡山駅からバス便ということになるが、当日はレンタサイクルで探索した。
 郡山駅から県道296号(荒井郡山線)に出て北上。磐越西線を過ぎればすぐ先に店が現れる。チャリを停めて店の入口まで行くと駐車場の片隅に目的のトロッコがあった。太い枕木の上に細いレールが敷かれて鉱車が1台。屋外で風雨に晒され植木鉢代わりに木が植えられているが、幸いにも鉱車の原型はしっかり留めている。鉱車自体には何も手を加えていない優良物件だ。しかし鉱車には車番すら記載がなく、由来を探るヒントは軌間610mmと北炭のマークのみ。北海道の炭鉱から来た、というのはほぼ間違いないが、一体どこの炭鉱で使われていたのか?怪しい雰囲気で鉱車の周りを探ってみたが結果はここまで。とりあえず実車を確認できただけで良しとして現地を後にした。


《データ》
■びっくりドンキー郡山富久山店 [保存]

◇福島県郡山市富久山町久保田上野137-2◇郡山バ(金堀田)→歩すぐ◇屋外展示・終日可
 

《車輛データ》
◇01:北炭 FC(鋼製2軸鉱車 610mm)


参考:ブログ軽探団「春の郡山を探る」2019.04.01

[探索日:2019.04.01]




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